マイホームでお金をかけずに購入する方法
マイホームの購入を検討している方の中には、貯金がなくまとまった頭金を用意することができそうにない、新築の家を建てることができるのか不安、と思っている人が多くいらっしゃることでしょう。いくらぐらいのお金が必要なのか、貯金がなくても購入することはできるのかと、資金に余裕がない方でしたら気になることです。 そこで今回はマイホーム購入を考えているけど貯金ができていないという方に向けて、できるだけ安く家を建てる方法をご紹介します。
1.マイホームの頭金平均
1-1.マイホーム購入にかかる費用相場
そもそもマイホーム購入にかかる費用の相場としては建てる土地によって金額は異なりますが、土地の借り入れ無しの場合では約2000万円〜3000万円、土地費用込で家を建てた場合では約3000万円〜4000万円が主な費用相場となっています。予算が多ければ実現したいマイホームに近づけることができますが、お金をあまりかけなくてもシンプルで住みやすい空間にすることも可能です。
1-2.頭金の相場
次にマイホーム購入で頭金にかかる費用相場は約690万円となっており、住宅購入費用の2割程度の割合です。 注文住宅だけでの平均的な頭金相場はおおよそ500万円となっています。どちらも総じてかかる費用の2割程度が準備されています。
頭金が余裕の持てるほど用意していると住宅ローン額を軽減できるため、これからの家計にゆとりを持った考えで計画的に貯金を行い、購入に踏み切る家庭が多いようです。
2.貯金0円でもマイホームは購入できる？
2-1.頭金なしでも買えるのか
頭金が払えないという状況でもマイホームの購入を行うことはできます。しかし、購入には金融機関からの借り入れが必要となり、フルローンで借りることになります。また、物件の本体価格や住宅ローン手数料などの諸経費を払う必要があるため、通常のローンを組まずにある程度のお金を購入前に支払わなければいけません。頭金無しで家を建てることは可能ですが、これからの生活に影響が出るほどのリスクがあるため、あまりオススメできません。
2-2.年収により借り入れできる住宅ローン金額は変わる
住宅ローンを組む際の金額では世帯主の年収に応じて借入額が変わってきます。おおよそ年収の5倍〜6倍の金額を借りると、無理なく返せる額となっています。年収が300万円であれば、借入可能額は約2500万円となっており、返済額は1700万円ほどとなります。借入の上限額は年収によって異なりますが、無理なく返済できるローンを組みましょう。
3.マイホームをお金をかけずに購入する方法
3-1.間仕切りを少なくする
マイホームを安く購入するためには家の設計を決めていく段階でコストを下げることが期待できます。家の間取りを考えている場合、間仕切りを省くだけで設備費用などのお金を削減することができるため、安く住宅を建てることができます。仕切りの無い家にすることで吹き抜けた仕様となってしまいますが、開放感のあるオープンな家になり、共同空間を作り出すことができます。費用を抑えて家を建てたい場合は間仕切りを少なくした設計を心がけるようにしましょう。
3-2.材料を統一する
壁や外壁などを施工するために使う材料や素材を統一することで費用を下げることができます。家を建てる際に使われる材料等は万が一のことを考えて多めに発注されることがほとんどです。他の種類の材料や素材を購入することでさらに費用がかさんでしまったり、工事の種類によってはさらにお金がかかってしまったりと素材を複数使うことで多くの予算を必要とします。安く済ませたい場合は材料を統一しておくことがオススメです。
3-3.設備・建材のグレードを下げる
キッチンや浴室に使用する設備や建材などのグレードを下げることも費用を抑える上では欠かせません。設備の品質を下げるとデザインや機能性が劣ってしまうことがありますが、床材やトイレなどの商品を変えるだけで大幅に費用に影響します。お金をかけずにできるだけコストを抑えて家作りをしたいという方はワングレード下げた設備を使用してマイホームのプランニングを立てていくようにしましょう。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。貯金がほぼ無いまま家を購入することはこれからの暮らしを考えるととても危険ですが、マイホームを建てるには多くの資金を必要とします。家の設計をシンプルにするとお金を抑えることができるので、家を建てようか検討中の方はぜひ今回ご紹介した方法をお試しください。さらに費用を下げて極力コストを少なくしたいという方がいらっしゃいましたら、株式会社ワイズプランSPにご相談ください。お客様に寄り添ったお仕事をさせていただきま。住宅工事だけでなく水回り等の施工工事も承っておりますので、気になった方がいらっしゃれば、お気軽にお声掛けください。
